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観覧車建て替え、市が「賛成署名」依頼 群馬・伊勢崎


 約10億円の観覧車を建設しようとしていた市が、「賛成署名」を集めようと工作していたという今日の記事より。
(引用記事は、下部に掲載)

 市民の猛反発を受けながらも、約10億円の観覧車を強行的に建設しようとしていた伊勢崎市。
 しかし、市民の訴えを受けた国による調査のため、工事を一時中断したという報道を耳にしたのは、先日のこと。

 この報道については、他県の市のことながらホッとしたものだったが、ここにきて、「市」が賛成署名を依頼していたことが判明し、今日の記事になっている。

 なんともおかしなことだ。市民の総意を実現すべく市議があるはずなのに、市議の総意を実現すべく、市民の意思を操作しようとしていたことになる。

 では、どうしてそこまでして観覧車を建てようとしたのか。どうして約10億円もの巨費を投じて観覧車を建てようとしたのか。
 伊勢崎市には、すでに観覧車が存在しており観覧車は特に必要とされていないし、市民の猛反発を受けるのは明白。

 まあ、容易に想像できるのは、どうしても観覧車を建てたい人たちがいて、その人たちが市議達にどうしても観覧車を立てたい気分にさせたのだろう。
 この通りだとすれば、市民の希望を実現する「市」ではなく、特定の人たちの希望を実現するための「市」になっている。

 ただ、この観覧車の問題は伊勢崎市だけの問題ではない。実は、建設費に当てられる約10億円の捻出先は、市の予算ではなく、国の助成金、つまりは、国民の税金によって建てられようとしていたのだから。

 今回は、約10億円ものお金が動くことで、こうやって明るみに出たが、金額を下げれば、こういった工事や税金の使われ方は山ほどある。

 ゼネコンに流れるお金で、金銭の循環が活発になるという話もあるが、こういうものは必要悪なのだろうか。
 こういった報道を目にする度に、そう割り切らないとやりきれない気分になるのだった・・・。

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 群馬県伊勢崎市が築22年の観覧車に代え、ひと回り大きい高さ88メートルの観覧車を約10億円で造る計画をしたところ、市民の反発で延期を決めた。しかし、矢内一雄市長が、自治会長に当たる区長らに「賛成署名」を出すよう頼んでいたことが分かり、市民の間から批判が出ている。矢内市長は「世論を誘導する意図はなかった」としている。

 市によると、矢内市長は24日、区長会で区長27人に「賛成の署名がほしい」と求めたという。区長会後、会長と市の事務局が市長あての要望書を起草して配った。この計画に対しては2万人余の反対署名を出されるなどし、市は26日に延期を発表していた。

引用:asahi.com