京都市が4職員を懲戒免職 給食食材水増し発注など本年度計20人に
京都市が不正を働くなどした職員4人を懲戒免職したという今日の記事より。
(引用記事は、下部に掲載)
以前から職員の懲戒免職の話題については事欠かない京都市だが、新たな処分者が出たらしい。
今回は給食費の水増しと、手数料の着服が原因とのことで、耳にするだけだと小人の悪事といったようにも聞こえるのだが、水増しや着服されたお金は「公金」ということを考えれば、つまるところ市民からお金を不正に取ったということになる。
常識的に考えれば、どうしてそんなことをとも思うが、こういう犯罪は往々にして慣習的になっていたりすることが多い。職員は不正を続けるうちに罪の意識も薄れ、日常的に不正を続けたのだろう。
ちなみに、冒頭にも書いたように、京都市の懲戒免職数は著しく多いが、これをネガティブなニュースではなく、ポジティブなニュースとしても捉えることもできる。
犯罪が明るみに出、懲戒免職になるということは、つまり、京都市は不正を正しく摘発し、処分できていると見ることができる。
こうやって、断続的に処分者が出ることを考えると、京都市には独自の「仕組み」や対策を確立しているのではないだろうか。
都市によって、職員の気質が著しく変わるとも思えないということを考慮すると、もっと他県、他市でも職員の不正の報道があってもいいはずである。
他県、他市でもについては、京都市を習って不正を正しく摘発できる仕組みを構築する必要があるのではないだろうか。
不正が正常に処分されるという状況は、健全化を進める上で避けては通れず、また、新たな不正の抑止力にもつながる。
ただ、官の不正は太古の昔の文献にも記載されているように、延々といつの時代にもはびこり続けている。
人間の本質的なものが大きく変わらない限り、不正や犯罪の排除は期待できないのだろうか。
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京都市船岡乳児保育所(北区)の60歳と33歳の女性調理師が牛乳や牛肉などの給食食材を水増し発注していたとして、市は13日、2人を懲戒免職処分にした。また同日、犬猫の死骸(しがい)収集手数料を着服した環境局職員2人も懲戒免職処分とし、本年度の市職員の懲戒免職者は20人に達した。
市によると、女性調理師2人は2005年4月から昨年6月までの間、保育所の給食に使う牛乳や肉類を日常的に水増し発注していた。必要量の3倍以上に上る日もあり、水増し分は合計29万4000円という。
市は昨年5月から調査を始め、2人が同保育所で勤務した2001年からの給食費急増を確認。調べでは05年度の同保育所の食材費は乳児1人当たり月8090円で、市内35保育所中、最も高く、平均を2000円以上も上回っていた。
調査に対し2人は余分な発注を認め、「すべて給食に使い余ったら捨てた。自宅には持ち帰っていない」と私的流用は否定しているという。市は基準を超える発注は認められないため免職処分を決め、保健福祉局長ら上司9人も同日付で厳重注意や戒告処分とした。
また「市民美化センター」(南区)で犬猫の死骸収集の手数料を着服した職員4人を、市は昨年8月に懲戒免職処分としたが、別に52歳と48歳の男性職員2人も計3万6800円を着服していたことが分かり、同日付で2人を懲戒免職にした。市は刑事告発などを検討している。
引用:京都新聞
