小笠原がヒゲそり巨人入団会見
日ハムの小笠原がかねてから噂にあったように、FA宣言後の巨人入りが確定した。
ただ、小笠原は好きな選手なのだが、どうも釈然としない。たぶん、各球団からFA宣言後、巨人入りした選手で順調に活躍している選手を見ていないからだろう。
清原、江藤、小久保など、それぞれが巨人入りする前の球団では、主砲なりチームの顔のような選手だったが、これまたそれぞれが様々な理由で不振にあえいだり、短期のうちに退団している現状がある。
では、巨人入団後の環境が悪いのかと言うとそうでもないようで、入団した選手は一様に「最高の環境だ」と言っていた。
まあ、それもそうだろう、近年は順位を下げているとはいえ、日本一ブランド力があり、資金も潤沢な球団だ。物理的な環境がいいのは当たり前。
となると、あと考えられるのは精神的な面の影響だが、もしかすると独特の「巨人イズム」にうまく染まれないのかもしれない。
巨人には、昔から独特の雰囲気がある。対内的にも、対外的にも。
入団する選手は高度なスキルを持つ選手達ばかりに、自分のスタイルを強く持つ選手達が多いが、それだけにそういうものに順応するのが難しく、本来の自分の力が出せないことにつながっているのかもしれない。
なにはともあれ、小笠原選手にはそういった流れを断ち切ってほしいものだ。
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ヒゲはなくてもサムライ魂は忘れない。日本ハムからFA宣言した小笠原道大内野手(33)が4日、都内のホテルで巨人と3度目の交渉を行い、4年16億円で正式契約を結んだ。原監督とともに臨んだ入団会見では、トレードマークのヒゲをばっさりとそり落としゼロからスタートする決意を示した。見た目は大きく変わったが「風ぼうではなく大事なのは心の部分」と、日本ハム時代と同様、ガッツあふれるプレーで巨人を優勝に導くことを誓った。(金額は推定)
1年ぶりの“素顔”だった。正式契約後、会見場に現れた小笠原の口の周りに、トレードマークの無精ひげはなかった。「ここに来る3時間前に自宅でそってきました。正式契約の日なので、男のけじめをつけたいと思いました」。昨年オフは2人のまな娘に懇願されて仕方なくそったが、今回は意味合いが違う。新天地にかける決意を示すために、ひげそりを手にした。「自分を鏡で見て? さっぱりしましたね」。原監督から背番号2のユニホームを着せられた表情は、新人選手のように初々しかった。
「紳士たれ」という伝統がある巨人で、茶髪とともに禁止されているヒゲの行方は注目された。渡辺恒雄球団会長(80)が「好きにしたらいい」と容認する一方で、1人を特別扱いすることに難色を示す意見もあった。しかし、小笠原は「ずっと前から決めてました」と、巨人入りを意識した時から迷いがなかったことを明かした。この潔い姿勢は、原監督を「びっくりした。今日、この場でそってくるとは思わなかったが、やっぱり巨人の伝統というものを理解してくれたんだと思う」と感心させた。
一時も手を抜かない、泥臭いプレースタイルから日本ハムでは「ガッツ」や「サムライ」といった愛称が定着していた。見た目は変わったが「その方向(愛称は同じ)でいいんじゃないでしょうか。風ぼうじゃなく心の部分が大事ですから」と、きっぱりと言い切った。「口で言うよりプレーで引っ張っていければいい。打順にもこだわりはない」と、これまでと変わらぬスタイルを貫くことを誓った。
日本ハムをアジアNO・1へ導いたパの2冠王には、大きな重圧がかかる。リーグが変わる上に、巨人という名門球団への移籍。当然、相手投手の攻めも厳しくなる。それでも、対応できる自信があるからこそ、荒波に飛び込んできた。「違和感? まだヒゲの重みというか感覚が残っているので…」。まずは、ヒゲのない自分の顔に慣れることから始める。
引用:日刊スポーツ
